もともと自動車整備の仕事をしていました。機械を触るのが大好きで、次のステップアップを考えていた時期に松本興産に出会いました。いじる機械はかなり違いますが、これまで得た知識やスキルが随所に活きています。仕事は生産設備の保守・保全、設備や工場の改善です。この仕事の究極は365日動き続ける工場にすること。故障したら、その機械は使用できなくなります。つまり工場全体の生産力が落ちてしまうんです。問題なく動き続けるには、問題を未然に察知しなければなりません。必ずあるトラブルの予兆を、五感をフル動員して察知します。機械内部にある部品一つひとつと「会話」していくようなイメージです。故障停止ゼロは究極の目標。難しいですが、必ずやり方はありますし、こうすればいいというイメージもできています。もちろん私一人では無理なので、いろんな人に協力を得ながらになります。そうやってみんなを巻き込んでいくことで、松本興産の技術力や生産力も上げていくことができると思っています。